正善寺日記

正善寺の由緒、仏像、お参り風景等を公開していきます

夏の盛りのサルスベリ

こんにちは 正善寺管理人です

毎日暑い日が続きます 近畿地方でも40度近い気温のところもあり、熱中症で搬送される方も多くいらっしゃいます 暑さ対策をしっかりして、厳しい夏を乗り切りましょう

ところで、正善寺からほど近い民家の庭先に、今サルスベリ百日紅の花が満開です

このサルスベリ、お寺によく植えられている木ですが、見かけた人も多いのではないでしょうか 漢字で百日紅と書くだけあって、長い期間楽しめる花です

お寺に植えられている理由として、お釈迦さまが入滅する時、傍にあった木に似ているからだそうです

祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり 沙羅双樹の花の色 盛者必衰の理を表す」

お釈迦様の入滅時に傍にあった木はこの沙羅の木と言われています

しかし沙羅はインド中北部からヒマラヤにかけて自生するため、日本ではなかなか見られません それで代わりに、樹皮の似ているサルスベリが植えられたそうです

サルスベリは夏の盛りの花ですが、同時に秋の訪れを知らせる花でもあります

もう少し頑張って、この暑さを乗り切りましょう