皆さんこんにちは
正善寺管理人です
それでは、今日は正善寺に隣接する収蔵庫に安置されている木像大日如来坐像(国指定重要文化財)について説明をしていきます
この仏像は昭和45年に国の重要文化財に指定され、像高84.3㎝、膝巾65.2㎝の智拳印を結ぶ金剛界の大日如来です
胎内背面には康平5年(1062年)の墨書名があり、桧の一木造となっています
残念ながら、墨書が薄くかすれ、仏師等の名前も書かれているようなのですが、判然としません
しかし、制作年代が明らかなことから、この時代の仏像の作風を知る上でも貴重な仏像と言えます
普段は収蔵庫に保管をされていて拝観することができませんが、有田市の教育委員会に申請すれば、学芸員立会で拝観も可能です
それでは今日はこの辺で
次回をお楽しみに