正善寺日記

正善寺の由緒、仏像、お参り風景等を公開していきます

正善寺の鰐口を紹介します

こんにちは 正善寺管理人です

今日は雲一つない青空ですが、朝は少し冷えました

月に一度のお不動様の縁日には、毎月熱心な信者の方がお参りに来てくれます

お参りに来るほとんどの方が90歳を超えているのですが、しっかりしておられます

今日は、正善寺の仏像以外に、貴重な文化財をご紹介します

鰐口(わにぐち)です ご存知ですか お寺の軒先などに吊るされた鉦鼓を二つむき合わせた形の鉄製(銅製?)の鐘のことです

お寺にお参りしたときに、カーンカーンと鳴らしてお参りするあの鐘です

正善寺の鰐口には次のような文字が刻まれています

 紀州海士郡椒里村福衆山正善寺

 寛政元己酉年三月十八日 暁

寛政元年と言えば徳川11代将軍、家斉の時代です 西暦でいえば1789年 今から230年余り前になります

その頃つくられた鰐口は、今も正善寺の本堂の前で、現役で頑張ってくれています

ご興味のある方は、是非、お参りにお越しください